こうのす市民活動情報サイト活動報告教育・文化滝馬室・氷川神社で「天照皇大神」線刻像の    拓本取り

滝馬室・氷川神社で「天照皇大神」線刻像の    拓本取り

公開日:2021年03月27日 最終更新日:2023年07月20日
タイトル
滝馬室・氷川神社で「天照皇大神」線刻像の拓本取り

詳細

場所:鴻巣市滝馬室・氷川神社 本殿左脇後方
実施日:令和3年3月16日早朝
参加者:鴻巣ガイド会員5名
  歴史再発見ツアー「神々の住む馬室の郷」を案内する際は気づかなかったが、本殿左脇の後方に「疱瘡神」石祠と百番巡礼塔「十一面観音像」との間に小さな碑が立っていて、よく見たら「天照皇大神」の線刻像が彫られていた。
 左右に脇侍を伴う三尊形式で祀られていて、表情も穏やかで美しく、保存状態も良い。拓本に取りたいと思い、会員で氏子総代を務める人に相談したところ、差し支えないとのことで、拓本取りが実現した。
 (報告:長谷川 功、岸井松司)

 氷川神社は荒川(現在の元荒川)の右岸に多く祀られていて、古くから出雲とのつながりがある。御祭神のスサノヲ命は、天照大神に次いで生まれた神で、出雲の国に降りた。このような縁で、滝馬室の氷川神社に「天照大神」の石像が祀られているのであろうか。
 写真は、昨年6月に実施したガイド会員研修会時のもの。

 本殿左脇後方にある3体の石像、左から「疱瘡神・天照皇大神・百番巡礼塔 十一面観音像」である。

 アップで撮った「天照皇大神」石碑。トップの拓本は、この表面に和紙をかぶせ、釣鐘墨という固形の墨で表面を擦り、線刻像を浮きだたせる簡易手法で作成したものである。

石碑の表面に和紙をかぶせているところ。

釣鐘墨という固形の墨で、表面をこすっているところ。

 線刻像が浮かび上がってきた

この情報は、「観光ボランティア鴻巣ガイド会」により登録されました。

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