こうのす市民活動情報サイト活動報告教育・文化滝馬室・氷川神社の皆さんが境内環境整備作業に大汗!

滝馬室・氷川神社の皆さんが境内環境整備作業に大汗!

公開日:2020年08月04日 最終更新日:2023年07月20日
タイトル
滝馬室・氷川神社の皆さんが境内環境整備作業に大汗!

詳細

日時:令和2年8月2日(日)8時~10時30分
場所:滝馬室 「氷川神社」境内
参加者:氏子役員約40名
 来る10月21日(水)に鴻巣歴史再発見ツアー⑪『神々が住む「馬室の郷」を訪ねる』を開催する予定で、「氷川神社」が当日の集合場所になるので、神社の総代長さんにご挨拶すべく、9時30分に神社を訪ねてお願いした。今日は年に一度の環境整備作業日で、休憩が終って作業が再開されたところであった。しばらく皆さんの作業風景を見学させていただいた。

剪定ばさみで生い茂った樹の枝を切る人、カマで下草を刈る人、枝や倒木などを集積地に運ぶ人、電動草刈り機を使っている人も5~6人おり、作業がはかどっていた。皆さんが手馴れているので聞いてみたら、農家の人が多く草刈り機を持参しての参加とのこと。道理で手際が良いはずだ!と、頼もしく思った。
 この氷川神社には、坂上田村麻呂将軍の「悪竜退治」の伝説がある。悪竜の目を射抜いて退治したという故事にちなみ、毎年1月12日に五穀豊穣・招福除災を願って「的祭(マトウサイ)」が執行されてきたが、「伝統行事を継承して行く」ということは、祭りの準備をするだけでなく、関係者の皆さんのこのような努力があってなされるものだ、ということを実感した次第である。 (熊谷)
   ↓下草が刈られて綺麗になった境内の斜面林

滝馬室の「氷川神社」、新編武蔵風土記稿に、「村内の鎮守なり、社地の御手洗より落ちる瀧あり、当村瀧の字を冠りしはこの故なり」と記してある。

荒川低地部分の森の中、電動草刈り機が大きなうなり声をあげている。手際よく下草が刈りとられて行く。

「両部鳥居」(本体は朱塗りで、稚児柱(控柱)を黒塗にしてある)の周りもきれいになった。

カマで下草を刈る

石段の途中にある三峰神社由来の「狼狛犬」が、皆さんが怪我をしないよう作業風景を見守っていた!

境内の南入口角に「大権現尊儀」という石祠がある。文禄3年(1594)3月に鷹狩りで当地を訪れた家康が馬を繋いだという「馬繋ぎの柳」の伝承が記されている。

この情報は、「観光ボランティア鴻巣ガイド会」により登録されました。

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